夏休みの自由研究のネタパート1
天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)
ヨモギやクズなどを黒砂糖と混ぜて容器に入れておくと、一週間ほどで発酵液(菌液)ができる。一滴も水を入れなくとも、黒砂糖の浸透圧で植物エキスが抽出されるとともに、酵母菌や乳酸菌の働きで発酵する。発酵が加わることで、単なる抽出液以上の効果が期待できる。
この天恵緑汁は韓国の趙漢珪さんが、土着菌とともに日本で広めた。天(自然)から恵まれた緑(植物)の汁、として命名。水で薄めて、葉面散布や土壌かん注すると、作物や土に活力を注ぎ込む。
素材にする植物は、季節に応じてその時期に一番勢いのあるものを、朝一番に採る。なるほどそんな素材で作った天恵緑汁は栄養生長を盛んにし、葉が厚くなったり生命力をアップさせる。いっぽう、アケビの実やイチゴなどの果実を黒砂糖と混ぜ合わせてつくる「果実酵素」もあり、こちらは実を大きくしたり登熟をよくしたりと、生殖生長を助ける効果がある。
昔、畑に生えた雑草を袋につめて、発酵させ、その液を肥料として使えないかと考えて取り組んだことがあった。発酵のさせ方が十分ではなかったが、勢いのある植物のエキスを肥料として使えないかと考える方向は間違いではなかったのだと感じた。
これは、小中学生の夏休みの自由研究のネタにいいと思う。自分も取り組んでみたい。
放置竹林
放置竹林問題
放置された竹林をどうにかできないか。
竹の根は、地中深くまで入り込まず、大雨の時に土砂災害の危険があることが言われてます。又、竹は繁殖力が強く放置しておくと周囲の森林に広がり、他の植物の成長を阻害するとされ、伐採などの対策急がれている。
徳島県の徳島工業短大と阿南工業高専のチームが、竹を砕いた粉を燃料とする「竹粉エンジン」を開発した。
チームリーダーは徳島工業短大の宮城勢治学長。竹を加工するベンチャー企業に携わり、放置竹林の有効利用を模索する中で、自身が30年以上研究しているエンジンに活用できないかと考えた。徳島工業短大の講師と阿南工業高専の教授とともに6年ほどで開発にこぎ着けた。竹の粉末(大きさ約0.1ミリ)をエンジンに供給して燃焼させ、動かす仕組み。竹粉を燃やす種火をおこすときにのみ燃料を使うため、化石燃料の使用を大幅に抑えられるという。回転数は、供給する竹粉の量を弁で加減して調整する。
今後は竹粉の粒の大きさや含水率の最適化を図り、実用化を目指す。実用化されれば、放置竹林を有効に利用できるようになるだけでなく、町を循環する小型バスなどが運行できれば地域の振興にもなるのではないかと期待をにじませているとのこと。
以前ミラコンでも竹林の有効利用を考えた実験がなされていた。竹の有効利用を考えていくことは大事だと思った。
砺波市美術館
秋山美歩 紙の動物園が開かれていた。
紙で作られたカラフルな作品が展示され見ていて温かな気持ちになった。
可愛いとともに緻密でうまく表現されているのに驚く。感性が素晴らしい。ワークショップに自分も参加してみたいと思った。
今日が最終日というのが残念。
五箇山へドライブ
久しぶりに五箇山方面へドライブに行った。城端町から国道304号線を通り五箇山へ。
途中、平スキー場へ行くように右へ曲がり、旧304号線へ
山あいの紅葉はもう時期を外していたが、昔この細い道をバスで1時間以上かけて五箇山の人たちが城端から平まで移動していたことを考えると大変だったと思う。
一台通るのがやっとのこのトンネル。これを抜けると細尾峠や地獄谷へとつながる。
昔は峠に店屋があり、そこでジュースを買ってもらった思い出がある。
来た道を戻り、304号線を進むと下梨地区で国道156号線に合流する。その交差点の近くにパン屋がある。「羽馬パン」である。
ここのあんドーナツはとても美味しい。そして平地区でとれた栃のみを使った栃餅も絶品である。