放置竹林

放置竹林問題

 

放置された竹林をどうにかできないか。

竹の根は、地中深くまで入り込まず、大雨の時に土砂災害の危険があることが言われてます。又、竹は繁殖力が強く放置しておくと周囲の森林に広がり、他の植物の成長を阻害するとされ、伐採などの対策急がれている。

 

徳島県の徳島工業短大と阿南工業高専のチームが、竹を砕いた粉を燃料とする「竹粉エンジン」を開発した。

チームリーダーは徳島工業短大の宮城勢治学長。竹を加工するベンチャー企業に携わり、放置竹林の有効利用を模索する中で、自身が30年以上研究しているエンジンに活用できないかと考えた。徳島工業短大の講師と阿南工業高専の教授とともに6年ほどで開発にこぎ着けた。竹の粉末(大きさ約0.1ミリ)をエンジンに供給して燃焼させ、動かす仕組み。竹粉を燃やす種火をおこすときにのみ燃料を使うため、化石燃料の使用を大幅に抑えられるという。回転数は、供給する竹粉の量を弁で加減して調整する。

 

 今後は竹粉の粒の大きさや含水率の最適化を図り、実用化を目指す。実用化されれば、放置竹林を有効に利用できるようになるだけでなく、町を循環する小型バスなどが運行できれば地域の振興にもなるのではないかと期待をにじませているとのこと。

 以前ミラコンでも竹林の有効利用を考えた実験がなされていた。竹の有効利用を考えていくことは大事だと思った。